理学療法士の歴史

理学療法というとなんだか近代的に響くかもしれませんが、その歴史は古く、紀元前にさかのぼります。

「生は短く、術は長い」という警句で知られるヒポクラテス(B.C. 460-355)は近代医学の祖形を作ったことで有名ですが、彼は疾患の治療法として食餌療法や薬物療法、水治療などを提案しました。

また、マッサージによる痛みの緩和や運動による回復能力の向上などもはかっています。

このように、リハビリテーションの原型は古代ギリシアの時代から既に存在していたのです。

やがて内科・外科が発展し、医学は体系化・専門化の時代を迎えますが、物理的手段を治療に取り入れる理学療法は、医学の補助手段としてすたれることなく利用され、発展してゆきました。

さて、理学療法がリハビリテーション(機能回復)の名を与えられ、本格的に注目され出したのは、第一次世界大戦後の米国においてです。

大戦で多くの死傷者を出した同国ではその治療法として理学療法に着目し、研究開発が勧められました。

日本でも、早くも大正時代にはこれが取り入れられ、当時の先取性の高さがうかがわれます。一説によれば大学病院でマッサージを行い、筋力の低下や関節の拘縮を防ごうとしたのが始まりだということです。

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